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専門家からのメッセージ

がんの治療を終え、仕事や地域社会、学校などへの復帰を考えている方は、治療に伴って生じたご自身の外見(アピアランス)の変化を、気にされるかもしれません。もしかするとそれは、外見そのものに対してというよりも、外見の変化でまわりの方に気を遣わせてしまうのではないか、病気のことがわかってしまって人間関係がうまくいかなくなってしまうのではないか、という心配なのではないでしょうか。患者さんを対象とした調査では、がん治療による外見の悩みは、実はコミュニケーションの悩みだという結果も報告されています1)。外見の変化はとてもつらいのに、自分ひとりのときは気にならない方が多いのもそのためです。

野澤桂子先生 - インタビュー2

そこで、私たち医療者は、変化した外見を目立たなくするアプローチは重要ですが、それだけでは不十分で、患者さんがこれまでと同じようにまわりの方々と過ごすことができるようにするにはどのように支援するのがよいのか、考えるようになりました。

人間は、人とつながることで幸せを感じる社会的な動物です。外見をどのように見せるかは、そのための手段の一つにすぎません。隠しても、隠さなくても、もちろん、これを機におしゃれをしてもかまいません。

このサイト「Cライフプラス」では、がん患者さんの外見や食事の悩みを解消して、地域や社会への復帰を目指すための、いくつかの工夫が紹介されています。以前と変わらずに社会と、そしてまわりの方々とこれからもつながるために、ぜひお役立てください。

 

国立がん研究センター中央病院 アピアランス支援センター長
野澤桂子

1)野澤桂子,藤間勝子,清水千佳子,飯野京子:化学療法により乳がん患者が体験する外見の変化とその対処行動の構造.国立病院看護研究学会誌,11(1): 13-20, 2015.

社会復帰や外見の変化についての
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